夢のようなひとときでした。今はただ
千葉稔さんの20年のオカリナとの歴史に尊敬しつつ、乾杯でもしたい気持ちです。
「千葉稔 オカリナ20年記念コンサート」ゲスト出演
のご報告記事を綴らせていただきます。
と書き出しましたが、まずはその前日の成田への道中のお話から。
今回は公共交通機関での移動です。
まずはバスに乗るため、これでも座席を圧迫しない最小モデルで荷造りしたのです。でもやっぱり圧迫してました。
アクトタワーの見える浜松駅を出発したのは6時台の電車。
ここから熱海までは、成田行の際の定番の流れになっています。
熱海駅で上の表示。小学校2年生?と一瞬思いましたがここはトイレ。あっそうか・・・とすぐに考えを改めました。
見てみると手洗いにもひとつずつに番号が付けられていて、なんだかなんとも言えない感覚でした。
快速アクティーというのに乗り、更に進んでゆきます。
中で朝作っておいたおにぎりを食べて省エネで移動(5つも食べてどこが省エネか!)
東京と聞くと、えらいところに来てしまったかのように思う田舎者ですが、実際田舎者なんだからそれで良いのです。
ビルが殺伐と立ち並ぶ冷たいところかと思いきや、割と普通に静岡や浜松と変わらないなあと思いました。
でもちょっと肌寒い感じがしました。
目指していたのはこちら。りょうこさんが気にされていた「山野楽器」という楽器屋さんです。
ここに千葉県のオカリナ作家のひとりである「ヒグラシオカリナ研究所 鈴木 のぼる」氏がオカリナを展示しているという話を聞き、僕も行ってみたくなりました。
会場はホールのロビーを使用していたため、結構狭い空間でみんなが試奏をしている状況でした。
りょうこさんと一緒に、上の写真の右の人のすぐ後ろで「のぼるさんがいないねえ」と言っていたのですが・・・。
あっ!
のぼるさんのヒグラシオカリナは、単管も複数管もあります。
複数管の弱点のひとつは管が変わる際の音色の変化と息圧の変化に段差ができてしまうことだと思っています。
その段差が極めて気にならないソプラノG管の複数管というのが置いてあり、興味深く吹かせて頂きました。
そして更にいろいろブースを巡っていると、初めて見る淡路島のオカリナ作家さんが作られた「吟オカリナ」という楽器に巡り会いました。
息は優しいままで割とよく響く音がする(会場ではそう聴こえた)ので、実際にそうなのかがとても気になりました。
気になって仕方なくなり、気がつくとこうなっていました。
東京は桜が良い感じで開いており、カメラをパシャッと撮ったら、カメラをパシャッと撮っている人まで写っていましたとさ。
駅付近でクレープを頂き、クレープって美味しいんだなと思いました。
そして更に経路に戻り成田を目指します。
成田駅。そしてそのすぐとなりが千葉さんの20年記念コンサートの会場という素晴らしい立ち位置。
この日の夜は千葉さんと前夜祭(普通にお食事)最近は久々というほどでないのですが、やっぱり話も盛り上がります。
自分の闇の時代の話なんかが同じ目線でできるなんて、それで一緒に今に感謝できるなんて、本当にすごい出会いだと感じています。
お写真を撮りたかったのですが、話に夢中ですっかり忘れていたので、ガストでもらった割引券の写真なんぞを。
この日は3つのミッションを掲げて始まりました。
1.銀座の山野楽器にたどり着く
2.オカリナ出店中の鈴木のぼるさんに会う
3.成田で千葉さんとお食事をする
無事ミッションクリアとなりました。
いよいよ次は、20年記念コンサート当日の報告でございます。お楽しみに。