前回の続きでございます。
いよいよ3月も最後という日、成田駅隣のスカイタウンホールには300人近いお客様が詰めかけました。
「千葉稔 オカリナ20年記念コンサート」当日の報告記事でございます。
時間をかけてこの日のために計画を立てた・・・わけでもないのに、この日は朝からそわそわワクワク。
ほとんど自分たちがコンサートを主催したときと似たような感覚で、目覚めました。
駅前にあったこちら、なんかいい。
スカイタウンホールの入口にあった案内板にも、しっかりコンサートの情報がありました。
それではホールのロビーの様子から、お届けしてまいります。
入った正面にはお花と受付。反対側を振り向くと・・・。
千葉さんの昔作られたオカリナ(というよりも作品)が並べられていました。まるで博物館のよう。
20年という時間を感じることのできる、素敵な演出だなあと感じました。
この茶色いのは本当に最初に作られた楽器だそうで、以前Fifty-Fifsのステージで吹かせていただいた記憶があります。
この頃から千葉さんの吹き加減はずっと一貫しており、それをブレずに続けられるということは、並大抵のことではないのではと感じます。自由に試奏してみてくださいと書かれる千葉さんの心がまた素晴らしいですね。
こちらは千葉さんへのメッセージコーナー。この辺りは千葉さんのサークル「Thousand Leaves」の皆様の計らいなのでしょうか?
皆さん千葉さんのことが大好きで尊敬しておられる様子が本当に色んな場面から伝わってきます。
千葉さんのCDや楽器のブース。
お隣は前日東京でお会いしているヒグラシオカリナの鈴木のぼるさんのブース。
音心もブース作らせていただきました。
こちらはリハーサルの模様から。千葉さんのサークルは20人近いメンバーで、それでいてパート毎に音が揃っていて素晴らしいです。
本番同様の流れで手順よく進んでゆくリハーサルは、やはり下準備バッチリな千葉さんならではって感じがしました。
ゲストは我々含めて4組です。
1.オカリナ作家同士の千葉さんとのぼるさんのステージ
2.Fifty-Fifsの影マイクもして頂いた繊細な安永さんの朗読とのコラボレーションステージ
3.千葉さんのCDを日々シャワーのように浴びて日夜練習に励んでおられるというサークル「Thousand Leaves」のステージ
4.音心と千葉さん(というよりもFifty-Fifs)のステージ
素敵なゲストの皆様の中に僕らも入れていただけたことが光栄で嬉しくて、そんな事もあって主催者側くらいな心境でその場にいる感じでした。場面場面ごとにどれも素晴らしい雰囲気があって素敵な流れで組まれていました。そんな中でも千葉さんのサークルの皆さんの揃った演奏には感動しました。
本番中は基本控室待機。そこのテレビ・モニターから聞こえてくる舞台の音を、CDでも聴いているような感覚で夢心地で聴いていました。
僕の出番は第2部、何もしないのに既に1部から緊張しており、そのおかげか2部では空気感に馴染み始めていた気がします。
千葉さんに呼ばれてステージに立ってからは、割と描いていた通りに流れに乗ることができて、演奏も千葉さんとの調和だけに集中することができた気がしました。
1曲は音心で、千葉さんに花を添える気持ちを込めて「朝焼けのかくれんぼ」を演奏しました。
そこからは千葉さんと共にFifty-Fifsとして2曲でした。
Fifty-Fifsでは大切な仲間として、でもオカリナに携わる仕事をしてきた時間として見ると僕の倍の大先輩でもある千葉さんの音色。
澄んでいて美しく、そこに厚みを被せられるように精一杯務めさせてもらいました。などと書くと偉いことをしたようですが、うまくいくと気持ちがいいので頑張ったというのが本音ですね。
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