こんばんは。
「始めることは簡単。でも続けることは大変」
僕がよく口にしてしまう言葉です。
今回の記事は、
それに対する泣き言、自分の心の弱さに対するイライラ、そしてお客様と触れ合って感じる喜びの火種の話。
そんな話になります。
本当に情けなくなること書いていると思うので、そういった話は聞きたくないという方もいますよね。
なので続きは畳んでおきます。
ここからは泣き言です。正直に書きますね。
コンサートを運営することは、演奏すること(下準備含む全て)こととは全く違う大変さがあります。
関わる人の数が増えれば増えるほど、連絡や状況把握など難易度が上がる気がします。それは自分が人間関係を築くことが苦手であることも重なり、なおのこと難しいことのように見えてしまいます。
あれはどうなっていたっけ?あの返事はどこまで確認していたっけ?あの返事はもらっていたんだっけ?どこに行ったんだろう?メールかなメッセージかな?それとも電話で話しただけだっけ?
本当にこんな感じのことがたくさん続くと、目がくたくたになっていきます。続いて心がくたくたになってきて、
ある程度のポイントを超えると「なんか面倒になってきた」と感じてしまうこともあります。
そう思ってしまう心が弱い自分にイライラします。イライラする自分を見るともっとイライラします。
せめて演奏には全く影響を出さないようにと思いますが、人間なんてそんなに便利にはできていません。
そうすると本番が怖くなってくることすらある気がします(今のところそれはない)
火種は小さい内に処理しておかないと、大きくなると手がつけられない。
疑問に思ったことをその場その場で解決させてゆけば良いのですが、困ったことに僕はその場で頭が働いておらず、後から「あれっ」と思ったり言われて初めて気がついたり・・・。
気がつくと応援してくれている人に何かをお願いしたり、コンサートをお知らせすることも「押し売り」でもしているかのような気分になって、最初から「申し訳ないですが」と言いそうになる。
そんなとき・・・。
お知らせをした方から
「教えてくださってありがとう」
「知らせてくれて嬉しかった」
と言ってもらえたのです。
実は泣きそうなほど嬉しくなったんです。
だからこうしてその気持を書くことを決めました。
こういった言葉のおかげで、ようやく思い出せます。
そうだ、僕たちはお客様に「気持ちよくなっていただく」ためにこの会を準備していたはずじゃないか。
それならうまくできない自分が嫌だ・・・なんて言ってる場合じゃない。
心から楽しんでいる姿を、皆さんに見てもらう、そして「来てよかったなあ」と思ってもらうんだ。
本当はこんなこと書くこと自体が演奏家としてだめな行為という方もいらっしゃるかも知れません。
ただ僕は「オカリナの前では正直に生きる」と誓っているため、
こうやって綴ることに後ろめたさはありません。
だから皆さんありがとうございます。ただ暗い記事にならずにすんだのは、告知した際の皆さんのお返事がすごく嬉しかったからです。
生かされているんだなあって思いました。
感謝。
【Episodeの最新記事】