あっという間に時間が流れてゆき、先日の関東方面への日々がだいぶ過去のことのように感じてきています。
そんな先週末の関東での2つのコンサートを含めた報告記事、書いてまいります。

23日の早朝が出発時刻。
今回の荷物は楽器から宿泊道具に物販に衣装ととにかくたくさんありますが、それがスーツケースとスーパーリュックとキャリーとカバンに収まっています。

まずは浜松駅までは車で行きました。よく見るとお月さまが写っていましたね。

6時台の電車で成田を目指して移動します。

富士山の上でおにぎり・・・ではないですが、富士山を見ながらおにぎりをいただきました。
具は大根葉の炒めたもの。


すっかりなれてしまったこのコースですが、乗り換えも少なく行けるので定番です。
戸塚駅で30分以上時間が有り、ここで腹ごしらえとトイレストップができます。

空港に向かう「成田エクスプレス」は高いので乗れませんが、同じホームから再度乗車。
千葉氏と合流して工房に向かいました。
音合わせと打合せ、我らのフライヤーなどの折込をさせていただき、翌日の本番に備えました。
少し時間もあったので、僕は千葉さんの作品を色々見せていただいたり吹かせていただいたり。そんな中、面白いものを見せていただきました。


上の2本は千葉さんが実験的に作ってみたという極端に息のいるオカリナと極端に息のいらないオカリナです。
Menaglioよりはるかにでかいこのオカリナは、ワンフレーズ吹くたびに息継ぎが必要なくらいに空気を必要とします。音はとにかくでかい。
何かを考えるときには、その両極を知っておくとスムーズ。自分はオカリナは作れませんけど、生きている中でこの考えを抱くことって結構たくさんあります。良くないことを思うときには、最悪のパターンを想像してから「今はまだこの程度だから」と安心する材料にしてみたり。新しいオカリナと仲を深める際にも音が破綻するギリギリの弱いいきと強い息を知ることから始めています。
みんなしていることは同じなのかもしれないなって思いました。子供の頃に、歩道と車道の境のところを歩いて怒られたりしませんでしたか?ギリギリのところを覗こうとする(確認しようとする)のは、生物の性みたいなものなのかもしれませんね。

この日は千葉さんと一緒に、夕飯をいただきました。バイキングでしたので、翌日に備えてとにかくびっしりいただきました。
では、本番の報告につながってゆきます。
ラベル:成田 Fifty-Fifs
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