ご縁でなりたったコンサートでした。
今日は「浜松いわた信用金庫 ギャラリーポテト」で9日から21日まで開かれている「ひさよしの絵画展」にて音心で演奏する機会をいただきました。細長いギャラリースペースには20名以上のお客様がお越し下さり、ひさよしさんの絵画と音心の演奏を楽しんでくださいました。
ギャラリーポテトは浜松いわた信用金庫三方原支店の付属施設の名称?左がATMで正面は窓口、そして右手にゆくとこのギャラリーがあるのです。
こちらはまだ準備中のときの画像。
このように最初はりょうこさんが壁際の予定で支度していました。
壁一面にひさよしさんの絵画が展示されており、それはまさに彼とお母様との歴史そのもののように感じました。
ひさよしさんは楽しそうに住んでいる場所を尋ねてきて、それに答えるとそこに関する知っていることをたくさん話してくれます。でもその精度が半端ないのです。行った先で見た景色なら普通に語れるでしょうけど、彼の場合はその景色の片隅にたまたまある看板に書かれていることまで覚えていて、それを教えてくれたこともあります。
そんなひさよしさんが書かれる絵は単なる見たままのコピーなのかと思いきや、自分の気持や思いを反映させてアレンジが施されているのです。絵そのものもカラフルでくっきりしていて、それでいて立体感もあって独特で素敵です。
ステージセッティングは響きの対策から、りょうこさんと僕の立ち位置を逆転させて僕が壁際になりました。
あとはお客様の人数次第で音が落ち着くかどうかが決まります。
だいぶハラハラしましたが、蓋を開けてみてほっとしました。
今回の写真提供はS氏、ありがとうございます。
ご覧のように結構お客様が入ってくださり、そのおかげで音の乱反射もだいぶ落ち着きました。この響きの状況を事前に把握しておけなかったことが反省点でした。以後気をつけてなくては。
演奏の方はいくつもの音に対する現場対策をしたおかげで、穏やかな気持で進めることができました。
響くことがわかっていたのもあって、おしゃべりもゆっくりしゃべることができた(つもり)です。
ひさよしさんの絵画を一部紹介させていただきます。
僕が一番好きなのはこれ!大井川鉄道線の車両です。本当にそのまま、しかもこっちの方が夢を感じる。
自分にとって親しいものがこんな風に目の前に飛び込んでくるのって、なんだかとても温かい気持ちになれました。
我々の演奏も皆様の心に届いたのか、しっかりアンコールまで頂けて、お帰りの際にもCDコーナーにたくさんの方がお集まりくださいました。
ギャラリーの窓の外側に回ると、そこには小さな植物たちが。昨年覚えた「マツバウンラン」が、ここにもいました。
終演後に記念撮影。
ひさよしさんの素晴らしい能力と、それを支え周囲につなげるお母様のタッグ。とても素敵でした。
我々もよく感じていますが、やっぱり皆さんご縁で支え合ってより良いものができたりするものなのだなと思いました。
今回のただいまのオカリナは9本。割と少なめの方ですが、30分の演奏と考えるとやっぱり多いか。
聴いて下さった方、演奏後に声をかけて下さった方。皆様に感謝いたします。
ひさよしさんの絵画展は21日まで続きます。記事を見て気になった方は、ぜひまだ間に合いますので足を運んでみてくださいね。