北海道でのうづめさんとのツアーも、これが最後。
今回は札幌でお馴染みの「ガッチャ」さんでの演奏報告でございます。
うづめさんが計画してくださった4つのライブもこれでおしまいと思うと、ちょっとさみしいような感じがします。
長いつもりでいた9日間が、半分過ぎた辺りから急ピッチに進む感覚になりました。
後半になってからうづめさんがしきりに「早いよねえ」と口にするようになり、
単純にそれだけの意味に加えて、ライブツアーを4つも企画してくださったうづめさんだからこその感覚から出てくる言葉なのかもしれない・・・。そんなふうにも思いました。
午前中から最終音合せをして、いよいよ今回ラストステージに向かいます。

今回北海道入りした時にまず立ち寄ったガッチャさん。狸小路なのにクマがいるアーケードの端のお店に再びやってきました。
お店に入って荷物を運び込んだら、普通はリハーサル。
なのにその足でまずアジアン雑貨のお店に行く一行・・・。りょうこさんと生年月日が全く同じというマスターが呆れて苦笑いしているような気がします。

戻ってきてしっかり準備を進めます。



お客様はお飲み物を飲みながら、楽しんで頂けます。
この右側にある「ガラナ」というもの、皆様御存知ですか?
これはコカコーラが入ってきた時に対抗策で生まれた飲み物だそうで、
コーラとよく似た雰囲気のものだそうです。
僕はコーラ飲めないので香りだけかぎましたが、香りはいちごのかき氷シロップの匂いでした。


そうこうしているうちにお客様も見えて、緩やかにライブがスタートしました。
これまで何度もやっておりますが、ガッチャでのライブの中で今回が一番リラックスできていた方だと思います。
多分傍から見たら、まだまだなのかもしれませんけど・・・。
順調に進んでいたのですが、休憩に入った時にりょうこさんから言われ、どうも僕の勘違いで予め決めた曲順とぜんぜん違う順番にしてしまっていたようでした。それが勘違いというよりも完全に意識外だったことがショックと言うか信じられない感じ。
いよいよボケてきたのでしょうか?
更に演奏は何とかまともにできていると思っていたのに、ラストのアンコール曲でとんでもないことを!
僕は間奏を吹く予定だったのに、何故か(またと無自覚に)旋律を吹き始めていたのです。いよいよボケてきたのでしょうか?
りょうこさんやうづめさんの旅の中で色々事件の話で花が咲くばかりか、僕が最後に偉い話題作りをして終了したのでした。
それでもやってよかったと思えた今回のツアーでした。
これで旅も終わりだなと思うと、ほっとするようなもっとやれることがあったのではないかというような・・・。不思議な気持ちになります。
そして前日に手に入ったばかりの「銀河オカリナ」も、早速早々にデビューとなりしっかりとお役目を果たしてくれました。
オカリナによって支えてもらっている僕の人生。そのオカリナにどんな恩返しができるのだろうか?
今すぐにできることは、やっぱり良い音色を伝えて未加工のオカリナの底力を知っていただくことだと思っています。
これからも、彼らとともに歩みたいと願うばかりです。

浜松に戻ってから撮影した画像になりますが、ただいまのオカリナたちです。
そう、出かけるときには12本だったのですが、銀河オカリナ2本が加わり帰ってきたら14本に・・・。これがオカリナの引き寄せパワー、恐るべし。
重さに余裕があるようにと行に入れすぎないよう注意したのは、このためだったのでしょうね。
ガッチャのマスター、聴いてくださったお客様にたくさんの感謝です。ありがとうございました。