2019年10月12日

報告「出身地での初公演は小学校」

SLが普段から走っていることで有名な「大井川鉄道」の終点。
それがえんじろうの実家がある出身地、お茶処の「川根本町」です。
最近ではトーマスが走ることで子どもたちの間でも人気です。

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出発したときにはこんな天気。
台風19号が接近する中での移動でした。

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コスモスを見つけると、なんだか暖かな気持ちになります。

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例のごとく「道の駅 掛川」で朝食を取り、再びりょうこさんの運転で車移動。

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近すぎちゃってなんだかわからない感じですが、こちらがこの日の演奏会場の「本川根小学校」です。

こちらの校長先生は、以前初の学校公演をした中学校で教頭先生をしておられました。
そんなつながりですんなり実現した今回の公演ですが、その内容にはテーマがありました。
  1. オカリナのことを紹介してほしい
  2. 子どもたちにチャレンジする気持ちをもたせてほしい
1はいつもやっていることなので、これまで以上にそれを深くわかりやすく伝える方法をいろいろ考えました。
2は正直少し悩みました。だって何を隠そうこの僕がチャレンジすることが苦手だったからです。

たくさん悩み、たくかんあれこれ考えて喋りと時間の調節を重ねてきました。
そのおかげで当日には安心感はありました。
ただやっぱり実戦テストも何度もしてあったとはいえ、本番が近づくとにわかに緊張が濃くなってゆきます。
でもそれを本番に出したら全てが台無し!
リハやセッティングをしつつ、心の気合の方を保つことを何よりも意識していました。

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会場として用意してくださったのは「多目的ホール」という視聴覚室的な部屋。

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入ると「ようこそ 本川根小へ」の文字。

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窓の外には僕には見知った景色ですが、この視点は初めて。

以前見学させていただいた「小林 真人」さんの学校公演から得た感覚や知識も動員して、自分なりに練って数回やってきた学校公演。
この日はどんな風に結果が出るのだろうかとドキドキでスタートです。

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この日はスタッフとして「音心 後援会」の2人がお手伝い下さいました。
実はこの日は授業参観日となっており、父兄の方々もお見えになっていました。更には学校の計らいで回覧板にも案内を入れてくださったので、地域の方も割と来てくださっていました。
そんな方々にパンフレットを配っていただいたりして、助けて頂きました。

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いよいよスタート。
まずは元気よく挨拶!これが通れば後は全て流れるままに進むだろう・・・。
そんなイメージを強く持つようにしていました。

そのおかげもあって、良い滑り出しかな・・・と思ったところで無反応!
ゲッと思いましたが子どもたちだって初めて見る僕がどんなことを言い出すのか戸惑っているんですよね。
だから気を取り直して「皆で言えば恥ずかしくない」を加えて再チャレンジ。

・・・おやっ?チャレンジをしてっるのはどっちなんだろうか?

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最初の難関をクリア後は、割と落ち着いた気持ちで自分たちがやりたかったことを進めてゆくことができました。
目の前の子供達の反応も、最初は外から来た得体のしれないお客さんというよそ行きの空気から、この場の仲間という風になってきてくれたように思いました。反応が飾らない子供の反応になってゆくことを、嬉しいと感じることができる。これも学校公演を何度かやってようやく思えるようになってきたことのひとつかな?

オカリナ紹介はりょうこさんを基軸に、チャレンジのお話はそれが苦手だった僕が中心になって行いました。
子供に伝えるために考えることが、自分の現状の分析につながっている。どうして僕は今、オカリナを伝えるためのチャレンジに「いやだなあ」という気持ちが起こらないのか?
僕にとっても勉強になる機会をいただけました。

アンコールもいただき、本川根小学校校歌をアレンジした「お祭りバージョン」として、これを皆と一緒に歌うという挑戦をしました。
初めて聴くアレンジを勇気を持って歌ってくれた子どもたちはまさに勇者!
2番にはもう自分たちの曲として歌ってくれている雰囲気になり、子どもたちのものにする速さに感動しました。みんなありがとうと、心から言葉が出てきました。

そしてなんと言っても、SLの逃避行を演奏している時に本物が汽笛を鳴らしていたことが重く感じられました。
「あーっ今ついに地元で演奏しているんだなあ・・・」と。

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終わった後は腹ペコの体にまた掛川でカレーを入れました。ホッとしたのとまた一歩進んだことへの喜びもあってお腹いっぱい。

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雨もだいぶ降ってきた中での帰宅。ずっと小雨だったため会場もとても蒸していたこともあり、着いたら早々にオカリナの空気入れ替えでした。

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本番中に湿気に負けて音がかすれるシーンもありましたが、それも含めてオカリナです。
オカリナの自然の音。この素晴らしい音を知っていただきたい。
公演をすることで、そんなシンプルな本来の思いを改めて感じ直すことができました。

なんと保育園時代に一緒だった方から声をかけられたり、小さい頃を知っている地元の方から声をかけられたり・・・。
父の後を継がずこの道に入り、それを「裏切り」のように思われることを恐れていた自分。
10周年を機に10年この仕事で生きたことを旗印に、堂々と地元に披露する気持ちに、また近づけました。
なんだか不思議なひとときでした。

聴いてくださった方、声をかけてくださった方、本当に感謝でございます。
posted by えんじろう at 12:27| LIVE Report | 更新情報をチェックする