2019年11月14日

社長や会長と呼ばれる人達

僕には「社長」だとか「会長」だとか言う人達って縁のない人たちだと思っていました。
とても高い位置に座している人達で、僕ら一般人なんてちっちゃくて見えないような人達のように感じていました。
そうですこれは僕の勝手で卑屈な偏見です。

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先日とある会の余興演奏のために、社長さん方がたくさん集まる席で演奏して参りました。
こう言っては失礼かも知れませんが、アトラクション演奏の場というのは演奏そのものに対して余り皆様の期待は濃くはないものに感じます。
その場の雰囲気を盛り上げるため。楽しい時間もあったねという記録を作る目的もあるかと思います。
過去何度かそのような場面で演奏してきて、実際需要はそういうことのように思う場面も多かったです。

今回の演奏も僕も依頼してくださった方もそういう意識があったのではないかと思っています。
それは仕事として需要と供給がつり合っているのだから、当然正しいこと。

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でもなぜでしょうか?
先日の演奏の場では、何か力強いものが体の中を駆け巡っていました。
何の根拠もないのに「期待以上のものを届けられる気がする」と思っていました。
フィーリングっていうものなのでしょうか?本当にさっぱりわかりません。

ではその結果はどうだったのでしょうか?

割ともう皆さんお酒で出来上がっている方々が多く、
「聴いてくれるかどうかわからないなあ」というのが第一印象。

でもそんなとき、会場に向かうときからくすぶっていた何かが語りかけてきました・・・
「聴いてもらおうなんて思っているんじゃない!オカリナがこんなに素晴らしいってことをあんたが感じれば良いだけじゃん?」
だって。

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それはオカリナからの言葉だったのでしょうか?
まるでこのお月様みたいに、雲の中にあっても晴れ晴れした心になりました。
そうして吹いた音色は気持ちよく出て・・・。

それを聴いてくださっているお客様から本当にたくさんのノリノリの掛け声をかけて頂きました。
昔ならその掛け声で一挙に尻込み・・・。どこかに隠れたくなったものでしょう。
しかしこの日は「やっぱりオカリナは良い楽器でしょ?」という気持ちで、益々集中できました。

ルパン三世の映画「カリオストロの城」でおじいさんの最後にいう「なんて気持ちの良い連中なんだ」という台詞があるのですが、
この日聴いてくださっていたお酒が回っている方々は「気持ちの良い酔っぱらい」という言葉がよく似合うように思いました(うーん実はすごく失礼なこと書いていたりして)

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演奏が終わった後、物販のところまで足を運んでCDをお買い上げ下さった方々もたくさんおられました。
そんな中で酔っ払いという感じでもない人もすごく真っ直ぐに聴いてくださっていたことを知りました。
これまでも似た場面でまっすぐ聴いてくださっている方の存在はありましたが、今回は出来上がっている人達と両方に対してちゃんと「楽しんでもらえた」と感じることができた演奏になりました。

気の持ちよう?本当にこういう心の状態が着実にコントロールできるのなら言うことなしでしょうが、
まだまだ僕は若輩者。自分の心も自由にはなりません。

でもこの日掴んだ感覚はとても大切なものだったと確信しています。
これからもそういう場面と心の状態をしっかり観察して、役立てられるものをちゃんと捕まえておけるようにしたいです。

そうそう「社長」や「会長」さんの話で始めたのに、なんか方向が自分の話になっちゃいました。
僕はこういう人達も同じ人間。そしてそれらが会社を興した人なら非常に強い「志」と「社への誇り」を持っておられるんだろうなと思います。
結局そういう方は「これをやりたいんだ!」という思いを成し遂げたということ。それってやりたい夢に邁進したということで「夢追い人」だったということですよね。自分も同じなんだと思いました。夢を追っている人はとても爽やかで気持ちが良い。すごく良い場所で良い経験をさせていただいたと感じたひと時でした。

匿名投稿でさっぱりかも知れませんが、それでも演奏させて下さった皆さんにありがとうございます。
posted by えんじろう at 18:44| Episode | 更新情報をチェックする