今日は愛知兼豊田市にお邪魔していました。
和太鼓の方々の講習会の場でゲストとして講演をさせていただきました。
カバハウスという施設で、
龍桜流櫓太鼓の皆様の講習会が開かれており、
そのゲストとしてオカリナや作曲に関する講演をして参りました。
公演ではなく講演!
音楽演奏を含まない純粋なおしゃべりの時間というのは実は初めてのことでした。
会場はこの施設の上の階にある会議室。
更に上にはなんとホールもあるそうです。
なぜこの場に僕のようなオカリナ奏者が招かれたかといえば、
実は龍桜流櫓太鼓の音楽に乗せて太鼓を打つ「曲打ち」というのがあり、
その曲打ち用の楽曲提供をさせていただいていたからです。
提供した曲は「百華舞舞(ひゃっかまいまい)」というオリジナル曲です。
まるで舞を披露するように太鼓を打つ姿を見て浮かび上がった曲なのです。
自分の音楽の原点の話から始めてオカリナとの出会いや「百華舞舞」の完成に至るまでのお話など、
僕が思うことを本当にただお話して参りました。
何度かやってきた学校講演で培ったことは、
ただ素直に自分の思ったことをその時の状況と合わせてお話するだけでよい。
結論も同意シてもらうもする必要はないということ。
そんなわけでこの話が役に立ったと思う方が1人でもいて下さればまあ成功なのかなと言う気持ちで進めました。
ちょっと嬉しかったのは、
事前に「質疑応答は必要ですか?」と伺った際に、
多分皆さんおとなしいから質問はほぼないと思いますと言われていたのですが、
やってみたら以外にも質問を投げかけてくださった方が多かったことです。
自分の感じた経験話が「人の役に立つ」こともあるんだというのが、
意外というか嬉しかったです。
中には演奏のリクエストもありましたが、
リラックスした雰囲気にできていてよかったなあと思えました。
そんなお仕事の帰り道。
大きなお月さまに出くわしました。
調べたら満月。
講演後にCDも割と買ってくださる方がおられ、
とても感謝しました。
きっと今日集まっておられた方々も、
和太鼓という存在にそれぞれの立場で魅了された方々なのでしょうね。
同じように楽器に魅了された方々の役に立てて、
とてもやりがいある時間でした。
ありがとうございました。
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