2020年04月03日

オタクライフのエンジョイグッズ「手がかりは姿勢」

久しぶりのコーナーです。
皆様「素敵なオタクライフ」をお過ごしでしょうか?
今日はオタクはともかくデスクワークにおいて最も大切な、
長続きできるかどうかの瀬戸際となる環境づくりに関する情報です。

デスクワークにおいてディスプレイの位置というのは非常に重要ではないでしょうか?
長続きしなかったり頭痛や倦怠感の原因となるのは「目の疲れ」だけではありません。
その目の疲れを誘発するのが首肩のこりです。

靴と同様に体を状況に合わせることは限度があり長続きしません。
えっ僕のオカリナとの向き合い方に反する発想だなあって思ったあなたは頭が良い方。
でもあれは好きでやってくことだから負担になってないんですよねー(勝手)

前置きはこのくらいにして、
今回ご紹介するのはこちらです。

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購入したのは「HUANUO PC モニター アーム ガス圧式 17~32インチ対応」というもので、
僕はAmazonからこちらを購入しました。
楽天は同製品で同じ価格帯がなかったので今回ご紹介しません。

届いたのはこちらの荷物。

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今月からAmazonは「置き配」が標準になったそうです。
いつまでも注文が来ないなんて思っていると、
玄関に既に置いてあることもあるかもしれませんよ。

この注文は3月半ばだったので問題なしでした。

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中身はこんな感じて、
自分で説明書を見ながら組んでゆくというものです。
説明書には部品の絵ひとつずつにAなどと頭文字が付けられているので、
難しい名前で言われるよりも「AをCにネジ止めする」みたいな書き方でわかりやすく思いました。

ただ上の写真の一番上にある大きなやつは、
結束帯を解くときにバネの力で勢いよく広がろうとするので、
ちょっと気をつけて下さいね。

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我が家のPC環境はこんな状態。

この状態だと弱視の僕には画面が遠いのです。
だから自然と体が前のめりになり、
画面をなめるようにして見ています。

短い時間なら良いのですが、
これが続くと結構首肩の負担が大きくなります。
頭痛や吐き気と言った症状につながるリスクもあるので、
この姿勢を改善しなくてはならないのです。

やりたいことは首肩で迫らなくて良いように、
ディスプレイが自分に近寄ってほしいということ。

結構時間をかけて(多分1時間半くらい)組み立てました。
実は説明書通り素直にやるだけだったら1時間もかからないのでしょうけど・・・。

こうなりましたよ。

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前のディスプレイ写真と比べるとよく分かると思いますが、
画面がキーボードの上を浮遊して「アイーン」と出てきましたよね(志村さんありがとう)

後ろがこうなっているんです。

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テーブルのヘリに「万力」を付けて、
その柱からアームが出てモニターを釣っている状態。

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接続部はネジ4つで固定する「VESAマウント規格」というものに準拠しているため、
それに対応しているモニター(大半みたいです)なら安心して接続できます。

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これまさにアームです。
根元を肩関節と考えると、
肘があり手首があるという具合。

それぞれの関節の動きの硬さをこの六角レンジで調整できるのですが、
それが「ガス圧式」とか言うものの個性なのでしょうね。
とても滑らかに微妙な調整ができました。

感心したのは漂い位置に設置してそのままきちっと固めてしまうのではなく、
いつでも柔軟に押すだけで画面を動かすことができる状態で設置されるという仕組みです。
僕は画面への反射の関係で昼間はわりと斜め上方向で夜は傾斜を少なくするといった使い方をしています。
これらがいちいちネジを弱めて動かしてまたしめ直すということをしなくても、
画面タッチのように(は大げさかな?)押せば動くというのが感動的。

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肩関節は左右(水平方向)に全方向動かせます。
肘は上下(垂直方向)と左右(水平方向)にある程度動きます。
この時点でディスプレイの体との距離が実現します。

手首の関節で回転方向と上下(垂直方向)が少し動かせます。
この時点で画面の傾きを作ることができます。

誤算は肩と肘の組み合わせで画面が左右上下かなり自由に移動できること。
思った以上に柔軟ですごいなと思いました。

例の危険だよと言ったバネ式の目的は、
肘の垂直方向を保つ際にネジによる動きの抑制とディスプレイの重さ、
そしてバネの力が拮抗することで浮いた状態を維持する仕組みだったようです。
これに気が付かずに何度も不良品かと思ったりしました。

なにはともあれこれが設置できてから、
本当に首肩の疲れが3分の1以下になりました。
1万円くらい覚悟していましたが、
これが約6000円は非常にお買い得でした。

視覚障害者の仲間の方々を始め、
デスクワークで肩こりや首のこりを感じておられる方は、
本当におすすめです。
なってからどうにかするよりもならない工夫にお金をかけることが大切です。

でもなってしまった時にはぜひ、
僕の父を始め先輩や同級生もいますから、
鍼やマッサージをおすすめ致します(笑)

というわけで、
デスクワークが少しでも快適になることを祈って、
皆様素敵なオタクライフ(まだ言うのか?)をお過ごし下さい。
posted by えんじろう at 13:28| Archive | 更新情報をチェックする